2021年2月12日金曜日に、作業の力第3弾「作業療法と作業科学」をテーマに第4回OT研究会スタッフセミナーが開催されました。
今回も、講師に花山友隆先生をお招きしリモートによるセミナーの開催となりました。 21時からという遅い時間帯にも関わらず、多数の先生方に参加して頂きました。活発な意見交換ができ、それぞれの先生方が作業療法するにあたり大切にされている部分や思いなどを伺う良いグループワークとなりました。
講義は、1作業科学ってなに?という疑問を解決する、2作業療法と作業科学の関係を知る、3作業療法の臨床でどのように使うのかに分けて、事例を通しながら行われました。 講義の合間にはグループワークを通して、作業科学を知る必要性やどのように臨床で生かしていけばよいのかを話し合いました。話し合う中で、各病院や施設、担当している時期や介入時間などそれぞれで悩む部分が共通していることや信念をもって作業療法を行っているつもりであったが改めて講義を聞くと介入の難しさを共有することができ、自分だけではないと安堵する部分ともっとクライエントとともに作業療法をしていかなければならないなという思いとなりました。各先生方もグループワークを通し、いろんな意見や考え方を聞き、様々な気持ちが生まれたのではないかと思います。
予定していた2時間の講義はあっという間に過ぎ、有意義なセミナーの開催が行えたのではないかと思います。今回のセミナーを通して学んだことや実感したことを明日からの臨床で活かしてもらえたらと思います。
次回のセミナーに関しましては、『作業の力』という大きなテーマを引き続き掲げながら、今 回のように作業療法について勉強していくことができればと考えております。次回は、4月の開催 を予定しております。お忙しい時期だとは思いますが、引き続き参加して頂けたら幸いです。
最後に、週末のお忙しい中、遅い時間帯にも関わらず、参加してくださった先生方ありがとうございました。次回のセミナーへの参加もスタッフ一同、心より楽しみにしております。本日はありがとうございました。
OT研究会 広報部 馬場 啓
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