第9回OT研究会公開講座③「上肢/机上課題」~基本的な上肢への介入から物品を使用した机上課題の実践~は無事に終了いたしました.

鹿児島県内外より多くの方にご参加頂き,ありがとうございました.


初めてタナベセラピーに関連するセミナーにご参加された方々のためにも,タナベセラピーの概要をお伝えしました.


「タナベセラピー=テクニック」ではなく,あくまでも生活機能障害に対する包括的介入コンセプトであること,そのためには面接などで,必要な作業を明らかにすること,対象者に寄り添い,その方に適した方法で動機づけをしっかりと行いながら進めていくことなどのお話がありました.

講義でタナベセラピーの位置づけや,なぜその介入手段を選択するのかなどのリーズニングを丁寧に解説をしながら,サポーターの方のご協力を頂き,デモンストレーション,実際の介入を受講生の方々に行って頂きました.

今年国家試験に合格した若手のセラピストの方々も数名参加されていました.また初めてご参加頂いた方々も,セミナー前後ではしっかりと介入を行うことができていました.


技術は継続して鍛錬する必要がありますが,介入の際のタッチの感覚や,微妙な肢位,などは見て,聞いただけでは習得することができません.


当セミナーでは,サポーターの方々のご協力の下,実際の臨床の現場で,明日から実践できることを目標にしています.


次回は

令和元年5月10日(金曜日)に

「下肢/歩行」~基本的な下肢への介入から生活で活かせる歩行の実践~

を開催致します.


5月10日「下肢/歩行」セミナー参加申し込みは以下のURLより

https://goo.gl/forms/YQA8DPBgKIB6ly252

ご興味のある方は是非ご参加頂ければと思います.


今回,ご参加頂きました受講生の皆様.

是非臨床で実践して頂ければと思います.


OT研究会

作業療法(:Occupational Therapy(OT)に関する知識や技術の向上を目指しています. OT研究会は「作業療法の対象となっている方々に対して,質の高いサービスを提供し,対象者の方々が作業と向き合い,日常の大切な作業が行えるようにサポートができるようになりたい」と願う同志が集まった団体です.

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