第9回OT研究会公開講座④「下肢/歩行編」~基本的な下肢への介入から生活で活かせる歩行の実践~は無事に終了しました

新年号「令和」元年を迎え,また最大10連休というゴールデンウィークが過ぎ去り,臨床で患者さんに向き合う日々を過ごしております.


今回も,ナイトセミナーとして開催させて頂きました.
お忙しい中,多くのご参加を頂き,ありがとうございました.

タナベセラピーの概要を再確認し,脳機能とタナベセラピーの関連をしっかりと意識しながら介入をすることを受講生にお伝えしました.



実技では,歩行の観察・分析を行い,今までのナイトセミナーで行ってきた基本テクニックを交え,リーズニングに基づいた介入を行いました.


介入前は,体幹の側屈,骨盤挙上による代償的な振り出し,膝屈曲困難,足部内反などの固定肢位で歩かれていましたが,セミナー終了後は,体幹中間位,股関節の分離した振り出し,膝の屈曲・伸展などを伴う歩行が可能となり,歩幅の拡大・歩行スピードの向上を認めました.


今回のナイトセミナー④を持ちまして,第9回OT研究会公開講座は終了となります.

多くの方々にご参加頂きましたことを,深く感謝申し上げます.

是非,臨床で活かして頂き,一人でも多くの対象者の方々の笑顔を見出して頂ければと思います.

OT研究会

作業療法(:Occupational Therapy(OT)に関する知識や技術の向上を目指しています. OT研究会は「作業療法の対象となっている方々に対して,質の高いサービスを提供し,対象者の方々が作業と向き合い,日常の大切な作業が行えるようにサポートができるようになりたい」と願う同志が集まった団体です.

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