2016.08.06 15:00第6回OT研究会公開講座のご案内各位 脳卒中後の後遺症である麻痺に対し,現在,CI Therapyは最もエビデンスレベルが高く,介入を行うよう強く勧められる(グレードA)とされています.(脳卒中治療ガイドライン2015)しかし、従来のCI Therapyは欧米の医療制度に基づいたものであり、1日6時間以上の介入を必要とするため,国内では保険適応が難しい現状にあります.またCI Therapyの実践はテニスボールがつかめる(Grade2),ゴルフボールが握れる(Grade3)程度の機能を有している方に対する報告が多く,ハンカチをつかんで離せる(Grade4),離すことができない(Grade5),重度麻痺に対する報告はあまりありません.しかし、私達が実際の臨床で多く悩まされるのは重度の麻...